今回もアメリカ人Wに料理を教える話です。
野菜ソムリエの人に相談したし、野菜ソムリエの説明会にも
行ったので、そこで得た情報をもとに食事しながら、
アメリカ人のWに野菜について聞いてみることにしました。
まずは好きな野菜を聞いてみたところ、ブロッコリーとコーン、ジャガイモ。
コーンとジャガイモはわかるけど、ブロッコリーは意外でした!
ブロッコリーって、見た目がいかにも野菜って感じじゃないですか。
「これは食べられるのね!?」と意外に感じました。
会話のやり取りでWは「とうもろこしって日本語は覚えにくい。難しい。コーンなら簡単なのに」と言う。
私は親に子どもの頃から「とうもろこし」と覚えさせられていたので、難しいと思いませんでしたが、コーンに比べるとね。。。なるほど。。。
しかし、日本でも缶詰だと「コーン」と言うから謎。
食べ物の名前は「世界共通」にすればいいのに!
と、こんなときだけは思ってしまいます(笑)
外国人の友達と話をしていると、当たり前だと思っていることにハッとさせられ、
視野が広がるから面白い。
野菜ソムリエさんの言う通り、
好きな肉を入れて、味付けは母国(ドミニカ出身なのでスペイン料理)の野菜炒めやスープにしてあげたり、餃子やハンバーグ、ケークサレなどに野菜を仕込ませて、ビジュアルが「ザ野菜!」という感じにしなければ、
Wは「食べられる!」と言います。
野菜ソムリエさんの話をすると、
Wは「その店はどこにある?食べに行きたい!」と言う。
残念ながら、その野菜ソムリエさんは高知でトマト農家をしながら、
料理教室や講演をやっている方で、お店はやってないことを言うと、
ガッカリするW。
本気で野菜苦手を克服したいんだと思った。
本気ならば、協力しようじゃないか。W。
少しドキドキしながらも、
作った豚肉のキャベツの味噌炒めを食べるか聞いたら、
「食べたい!」とW。
ビジュアルが「ザ野菜」に近いから、無理かな?!と思いながらも。。。
「味はどう?食べられる?」と聞くと、
Wは「これはすごく美味しい!!今度作り方を教えてほしい!!」
そこまで気に入ってくれた?!?!?!なんか感動!!
Wの恋人は中国人だが、料理をしないため、豚肉とキャベツの味噌炒めが
中華料理ということを知らないようであった。
恋人は肉が嫌いなので、豚肉とキャベツの味噌炒めを覚えたら、
豆腐とキャベツの味噌炒めで作ってあげたいよう。
愛する人のために、料理を作ることまで考えているW。
ステキだ!
料理を覚えて、喜んでもらおうね!!
この件で、「Wは甘辛い味が好き。ということは、中華料理は結構いけるのかもしれない」と思いました。
そこで後日、中華料理の料理教室へ行くことに。
その様子は、次のブログにて。