穏やかな1年になりますように…一陽来復

はがきに書かれている「一陽来復」という言葉ってご存知ですか?

意味は、中国の古典「易経」に出てくる言葉で「陰の気が極まって陽の気にかえる」意から、悪い事が続いた後に幸運に向かうことを言う。冬が終わり春が来ること、新年が来るという意味もあるそうです。

とてもあたたかい言葉ですよね。
イラストの椿が寒い冬に耐えながら、春を待ち望んでいる様子がとても心に染みます。

この言葉と絵を眺めているだけでウルウルしてしまう私(T_T)

じつは、このはがきは「喪中見舞い」。

喪中はがきのお返事に、お悔やみの挨拶を兼ねて送るはがきだそうです。

不覚にも母から教えてもらうまで知りませんでした。

はがきの素材は和紙風で、人とのぬくもりを感じさせられます。

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じつは喪中ハガキが届いたら、本当は年明けに「寒中見舞い」でお悔やみの心をお伝えすることが通例だそうです。

しかし、実際に寒中見舞いをお返ししている人は1割程度と見られ、実際は、喪中の人が年賀状をもらったときに、
「寒中見舞い」を出すのが普通の習慣になっています。

でも見方を変えれば、
「喪中見舞い」なら、「喪中はがき」が届いた時に、
すぐにお悔やみの挨拶を、出せるんですね。

2年連続喪中で年賀状がもらえず、さみしい思いをしたこともありました。

そんな中でも「寒中見舞い」や「ポストカード」でお返事を送ってくださった方もいて、とてもあたたかい気持ちになったことを覚えています。

その経験から、「喪中はがき」が届いたら、「喪中見舞い」を出すことにしよう!
と思いました。

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今年は残念ながら、1人喪中の方がいました。
年明けに知ったので、
気持ちがあたたかくなるように、河津桜とうぐいすが描かれている
切手を貼って、送らせていただきました。

少しでも暖かい春を届けられたら嬉しいです。

2014年もよろしくお願いします!

新年あけましておめでとうございます!

本年もよろしくお願い申し上げます。

2014年☆年賀状

 

↑こちらは、今年作成した年賀状。
2年連続喪中だったので、久々の年賀状作成。

こどもの頃から、年賀状は「オリジナリティあるものにしたい」
と思っていたので、デザインや言葉は自分で考えています。

昔は、絵を描いてプリントごっこで、せっせと年賀状を作っておりましたが、
イラストレーターとフォトショップを使えるようになってからは、
パソコンで作成しています。

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年賀状の馬と私は、3年前にたまたま某テーマパークへ行った時に、
「馬と写真が撮れる」「馬に乗れる」という体験コーナーがあり、
記念に撮ってもらいました。

ちょうどXmas頃で、いつも年賀状のことを考える時期というのもあり、
「これは、午年の年賀状で使えそうだな!」
「まだ数年先だけど、この案は頭に置いておこう」
と思ったのです。

当時は大分先のことだと思っていましたが、月日が経つのは本当に早いですね〜。

3年前よりあたためていた案が実現できてよかったです(^^)

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午年になってあらためて、そういえばさらに昔、25歳の時に、乗馬体験をしたことを思い出しました。

乗馬は下半身を使うので、思った以上にハードなスポーツ。

懐かしい〜と思う反面、こういうことに挑戦する心意気はやはり今より若い(笑)

今回の年賀状よりもずっと前だけども、12年後の午年の年賀状で写真の利用を検討しようかと思います。

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今年は、午年ということで、
私がイメージした馬は、「大河ドラマや競馬場→騎手や昔の武将が乗っていたような、強くて速くてカッコイイ馬」でした。

馬のように駆け抜ける1年にしたいという思いを抱きながらも、
実際は壁にぶちあたってばかりだと思いますが、
2014年の年末には上のイラストの馬の様に「輪」をくぐり抜け、
一皮むけた自分に変身できればと思います。

みなさま、今年もどうぞよろしくお願いします。