人体にやさしい日用品を選ぶコツを学べる本

「読書日記」

タイトル『使うならどっち!?』 著者:渡辺雄二さん
発行:サンクチュアリ出版

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この本は、洗剤、消臭、防虫、殺虫剤、洗面、入浴剤など、
市販で売られている日用品をピックアップして、
どちらのほうが人体に安全性のある製品かを提唱している本です。

洗濯洗剤や食器洗剤、シャンプーやリンスといったものは主力製品なので、
本で取り上げるのはわかりますが、
綿棒やマスク、ゴム手袋、サランラップ、リップクリーム、
タオル、歯ブラシなど、一見見落としてしまいそうな製品も紹介されていて
ビックリしました。

昔は、日用品は毎日使うものなので、できるだけ安い物がいい。

CMや雑誌などの芸能人やモデルさんのイメージ、
パッケージのデザイン、キャッチコピーなどで日用品を購入していましたが、
安全な製品について勉強させていただく機会があり、
今は人体に安全な製品を使うようにしています。

そこで製品の成分をよく見てみると、
ものによっては、

シャンプーやハンドソープに台所洗剤と同じ成分、
合成界面活性剤のラウレス硫酸Na(ナトリウム)が入っていたりするんですね。

この事実には衝撃的でした!

手で触ってヒリヒリする、台所用洗剤。
あの洗剤で頭を洗うイメージをすると、ゾッとします。

こどものころ、
学校の上履きを毎週持って帰って、
洗濯用の洗剤で上履きを洗っていました。

こどもながら、何でこの洗剤、こんなに手がヒリヒリするんだろう…。
上履き洗い、嫌いだなぁ。

でも、洗わなきゃ汚いから仕方なく洗っていました。

いつの間にか、大人になって手の皮膚が丈夫になったせいか、
こどもの頃の記憶を忘れていたのですが、
こどもも安心して使える洗剤だと、
上履き洗いも楽しくなりそうですね。


とある方に聞いたところ、
化学成分が多い製品を使うと、
体内に入らないように脂肪が厚くなりやすいとか。

しかも頭皮も固くなるので血行が悪くなり、
薄毛になりやすかったりするそうです。

人体に安全な製品を使うことで
こういった問題も回避できるのかもしれません。

話しが脱線しましたが、
本書は人体に安全な製品を使いたいと思っている方には、
日用品を選ぶ上で参考になると思いますよ。