フードに興味を持った理由③:レシピ開発に興味を持つ

アメリカ人のWをはじめ、野菜嫌いの人でも食べられる料理を
考えるこの頃です。

そこで、野菜の専門家といえば、野菜ソムリエの方かなと思い、
メールで相談してみることにしました。

送ったメールの内容は↓↓

「野菜が嫌いな人でも食べられる料理を教えていただけませんか?アメリカ人なんですけど、キムチ鍋は食べられました。ドミニカ出身なので、スペイン料理をよく作っています」

野菜ソムリエの方が送ってくださった内容↓↓

「その方が住まわれていた場所の食事を調べてみて、その食事に近い料理に、日本の野菜を足してみてはいかがでしょうか?例えば、野菜をたっぷり入れたミネストローネなどは導入し易いと思います。キムチ鍋がいけたと言うことは、煮込んだ野菜はすんなり食べられるのかもしれません。ミネストローネやクラムチャウダーに野菜をたっぷり入れてあげて下さい。スープ類がOKなら、今度は炒めたり、餃子にして、ポン酢ではなくて、トマトソースやケチャップなどで食べられるようにしてみたり。野菜の苦手な方はビジュアルが「ザ野菜!」という感じでなく、中に仕込ませる方がいいかも。野菜のケークサレなんかもとっつき易いかもしれません。あと、刻み野菜をてんこもりに練りこんだハンバーグとかね!(*^^*)」

メール内容を見て、「流石、プロ!!」と思いました。

Wは肉が好きで、味付けはバターや香辛料がたっぷりな感じで濃い味が好きだと思います。
野菜ソムリエの方に相談する前は、
肉の入った野菜炒め(味は濃い)を作るなど、自分ができる料理の中で考えていました。
やっぱり、料理は相手のことを思って作るもの。愛だなぁと改めて思いました。
教えてくれた野菜ソムリエの方がとても素晴らしく魅力的な方なので、余計にです^^ 野菜LOVE精神が半端ない!!

Wに限らず、他の外国人も慣れ親しんだ味付けの料理を作っていることが多いです。
Wの場合は、スペイン料理でビジュアルが「ザ野菜」にならなければいけるかもしれません。

ふと野菜ソムリエの方って、具体的にどんな仕事をするのだろうと思い、再びメールをしてみると、こんなふうに返信してくださいました。

「野菜ソムリエって野菜の魅力や野菜を通して得た感動を伝える人なんです。そのために知識、経験、伝える力、感動する心、コミュニケーション力が必要なんです。コミュニケーションは人とはもちろんですが、野菜ともね!(≧∀≦)
野菜を見て、触って、嗅いで、食べて、野菜の魅力を野菜から教えてもらう。そんなことを自分の周り、地域、様々な場所で発信していける資格です。これらの経験で企業する方も沢山いらっしゃいます。」

おおっ!なんて素敵なお仕事なんでしょう!と思いました。
野菜の特徴がわかれば、良いレシピを作れるかもしれない。
そう思った私は、野菜ソムリエにちょっと興味を持ち、
後日、説明会へ行くことにしました。

その様子は次のブログで。

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こちらは、成田で農作業イベントに参加した時に
いただいた野菜。大地からの恵み、愛おしいです。

フードアナリスト

前回のブログで食文化に興味を持ち、フードアナリストの説明会に参加する経緯を書きました。

http://jyoseiryoku.com/?p=891

今日はフードアナリストの説明会に参加したレポートです。
フードアナリストとは、食の情報の専門家です。
飲食店情報はもとより、食材、飲料、食文化など
食を取り巻くあらゆる情報を受信、収集し、
読み解き、発信する食の情報を扱うプロフェッショナルです。

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勉強する内容は、
インテリア、マネジメント、認定、認証、マーケティング、文化、
サービス、味覚、コミュニケーション、飲料、食品と、
幅広いジャンルにまたがっています。

料理の技術は磨けないのですが、
私が興味を持っている食文化をはじめ、食育、食空間の演出、フードアナリスト観光概論、食に関する語学(英語、フランス語、中国語)なども学べることが魅力でした。

「食」関係の資格はたくさんありますが、
フードアナリストは、消費者側の目線を問う資格なので、
商品開発やメニュー開発をする上でも役立つそうです。

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講座中に、スタッフの方から、納豆の雑学を教えてもらいました。
みなさん、納豆は何回かき回しますか?
私は10〜20回だと思います。

スタッフの方の話によると、424回かき混ぜると美味しいそうですよ!
1万回かき混ぜると、カニみそのような味になるとか。
1万回なんてかき混ぜられないと思いますが、
納豆をかき混ぜるおもちゃがあるらしいです。
このおもちゃを使えば、多少は楽になるかもしれませんが、
興味のある方はお試しを(笑)

なんか食の雑学って面白い!
これが仕事にならなくても、外食やホームパーティをした時に
食の雑学を知っているだけで、より楽しい時間になりそうですよね。

フードアナリストは、食の雑学や知識、教養を深められるので、
フードライター、コメンテーター、講師として活躍している人もいるそうです。

今、私がもう少し頑張ればできそうかと思うのが、フードライターかもしれません。
フードライターは文章が上手だからできるというわけではなく、
料理や食べ物の味を「美味しい」以外で表現しなければいけないということで、
食の専門知識が必要になってくるらしいですね。
食の情報誌を読むだけでも勉強になるかもしれません。

あとは、「フード」関係のデザインの仕事をする上でも、
食の知識が多いと、より良いデザインができる気はします。

フードアナリストを取得して仕事になればいいですが、
仕事にならなかったとしても、雑談で盛り上がったり、
フレンチや中華などのレストランへ行った時にメニューやボトル内容を
読めるようになるので、より楽しい「食」時間を過ごせそうという印象を持ちました。

ただ、飛び級ができなくて、4級から受講しないといけません。
独学は別として、講座と試験込みの金額は安くないので、
ちょっと微妙だなぁと思いました。

私の今までの教訓として、
資格の勉強は独学でできるところまでやり、
その先、お金を払って勉強したいか?と思えたら、投資することにしようと決めました。

何となく軽い気持ちで資格を取り、勉強も学校任せにしてしまうと、
資格取っただけの人になってしまい、ローンの返済で苦労しましたので(苦笑、汗)

ということで、しばらくは外国人の友達とコミュニケーションをして
知らなかった食文化や料理教室、自分が作った料理などをブログで発信して、
自分流に「フード」の知識を高めていこうと思います。

↓↓こちらはフードアナリスト説明会へ行った時に、美味しい白ワインと
フランス産の高級なお塩をいただきました。
こういうオマケって嬉しい♪

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フードに興味を持った理由②:食文化に興味を持つ

先日、野菜山盛り&豆腐、豚肉、こんにゃくが入ったキムチ鍋を
作りました。
私は鍋の中でキムチ鍋が一番好きです。

寒い冬はピリ辛のキムチ鍋は身体が温まりますし、
大量に野菜を食べられることができるので健康的。
そして、ねじりこんにゃくを入れることも好きで、
トマト鍋やシチューなど洋風の鍋以外は入れることが多いですね。

こんにゃくは安くてヘルシーですし、食感を楽しめるのもいい。

前回の記事では、アメリカ人の友達Wとのエピソードを紹介しました。http://jyoseiryoku.com/?p=887

Wは野菜が好きではありません。

しかし、キムチ鍋を山盛りによそってあげたら、
「美味しい!美味しい!」と言って食べてくれました。

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「あれっ!どうしたの?野菜食べられるじゃん?!」と聞くと、

「美味しいから、これなら食べられる!野菜を食べられるようになりたいと思っているんだ。キムチ鍋の作り方を教えてくれない?」とW。

Wはまだ21歳という若さ。
昨年、ウイルス系の病気になってしまい、入院したことがありました。
その時に、お医者さんから「もう少し野菜を食べるようにしてください」と言われたそうで、「もう2度と入院したくない。病気が苦しかった」とW。

そんな流れで、キムチ鍋を一緒に作ることになり、
スーパーへ買い出しから一緒に行きました。
買い出しの時に、
日本の調味料などを見て、「これは何?あれは何?」と聞かれますし、
「キムチ鍋の材料は何を買えばいい?Maikoに任せる」と言われて、
新鮮ですね。

私がオススメな材料をWに提案し、食べられそうか聞いて、購入。

<<買った材料>>
◎白菜
◎エリンギ
◎えのき
◎こんにゃく
◎豆腐
◎豚肉
◎キムチ鍋のスープの素

豚肉はそのまま鍋に入れてもいいのですが、
ごま油で炒めると、コクが出てより美味しくなります。

家に戻って、Wとキムチ鍋を作ると、

「ごま油って何?英語で何と言う?」
「普通の油で炒めるのと、ごま油で炒めるのは何が違うの?」
「こんにゃくって、野菜?魚?何からできているの?」
「うわっ、こんにゃくクサイ(笑)イギリス人の友達はこんにゃく苦手みたい」

など、日本人の大人と料理をしても聞かれなそうな質問をされ、
上辺だけの知識しかない私はこう返す↓↓

「ごま油は中華料理でよく使われる油で、英語だとセサミオイルになるのかな?!」
「普通の油よりもコクがあるから、美味しくなるよ(苦し紛れに返す・笑)」
「こんにゃくは芋からできているよ」

外国人の友達と接していると料理に限らず、日本の文化や歴史など
上辺だけの知識しかわかっていないことを思い知らされることは多いです。

このようなコミュニケーションをしていくと、「次会う時までに調べて教えるよ!」となりますので、
良い意味でインプット&アウトプットができます。
外国人の友達と料理すると、「フード」の知識は高くなるかもしれません。
日本人の大人と料理をしても、こんなことは聞かれませんしね。

外国人と「食」についてコミュニケーションしたことにより、
食文化に興味を持つようになりました。

ネットで「食の専門家」と検索したところ、「フードアナリスト」という資格を見つけ、私が勉強したいことばかりで、興味津々!!
フードアナリストの説明会へ行ってみることにしました。

続きは次のブログにて。

ちなみに、できあがったキムチ鍋はこちら↓↓
今回も一人1鍋で作りましたので、かなりのボリューム!!
美味しくできました。

手前のキムチ鍋が私。奥がW。

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フードに興味を持った理由①:自己肯定感が上がる

東京進出してから自炊することが多くなり、
悩んでいた頃は、料理をすることでメンタル面で救われることはありました。

新しい料理を作れるようになると、
「あっ!また新しい料理が作れるようになった。やるじゃん、私」

作ったことある料理でも、
「この前よりもうまくできた。今度はこれを工夫すれば、もっと美味しくできるかもしれない」

私にとって料理は、とてもクリエイティブな時間で料理ができるたびに、作品ができた!という喜び。
これの積み重ねにより、自信につながるので、自己肯定感が上がるんです。
仮に他のことがうまくいってなかったとしてもです。

そして、私が作った料理を食べてくれた人が
「美味しいよ!」「どうやって作ったの?」「今度、作り方を教えて!」と言われると、
「こんな私でも人を喜ばせたり、笑顔にすることができるんだ」と感動しました。

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この1年でいろんな国の友達ができました。その一人であるアメリカ人の友達のW。

Wにかぼちゃのクリームパスタを作ってあげたら、
「美味しい!作り方を教えて欲しい」と言われたので、後日、料理を教えてあげました。

私は料理を教えるときは全工程を覚えてもらいたいと思うので、
材料は全部自分で揃えてもらい、あまり使わないものは友達と購入することにしています。

鍋やフライパン、まな板なども全部別で一人作業。
次は一人で作れるようになってほしいからです。

レシピは渡さないし、友達はメモもしないですが、1回教えたら、一人で材料を購入して作れるようになるんですよ。

後日、Wはフランス人の友達のTにかぼちゃのクリームパスタを教えてあげたとか。
Tは「Wからかぼちゃのクリームパスタを教えてもらったの。美味しいね!MaikoがWに教えてあげたんだってね」
と言ってくれて、超感動!!

私がWにかぼちゃのクリームパスタを教えてあげてから、1週間の間で、Wが人に教えるまでになったからです。

他のエピソードはおいおい紹介するとして、
料理で人は変わることができるし、影響力もある。
言葉が通じなくても、美味しいものはわかりあえる!と思いました。

外国人の友達と料理するのは、とても楽しいですよ!
日本人の大人が想像もつかないようなことを聞いてくるので、新鮮さがあります!
子どもに料理を教える感じですかね。

こちらのエピソードもブログで紹介していきますね。

なお、私のブログでは「食」でなく
「フード」という言葉を使っています。
それは響きの良さと、
「フード」のほうが普遍的に使えるかなと思ったからです。

 

桑沢デザイン研究所の卒展

専門学校の桑沢デザイン研究所の卒展を見に行ってきました。
親しい友達が桑沢デザインに通学していたので、
何度かここへ行ったことはあるんです。
学生を卒業して、もうずいぶん年月が経ちましたが、
久々に昔の頃を思い出してみるか、デザインの発想力の参考になればと思った次第です。(写真クリックすると拡大できます)

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素敵な作品がたくさんありましたが、
私が欲しいと思ったのはこちら↓↓

【欲しい物1】
普通の水が炭酸水にできる味覚の疑似体験。

いろんな飲み物が疑似体験できればいいですよねー。

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【欲しい物2】
歩きスマホOKにするスピーカー。

歩いている途中に人や車などにぶつかりそうになったら、
スピーカーが反応してくれるそうです。
ナビアプリや電車の時間を調べるときは、歩きスマホをやってしまいがちなので、
欲しいですねー。

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【欲しい物3】
長いコードをまとめるアクセサリー。

ポップな色合いで可愛いですねー。

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【欲しい物4】
本棚型の椅子。

たくさん収納できるし、肘掛に飲み物を置けるので、
飲みながら本や資料などを読める。
椅子を使わないときは、背もたれを閉じることができるの、画期的!
これは便利だわ。

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【欲しい物5】
手のひらサイズの三脚カメラ

手のひらサイズで持ち運び軽くて便利。見た目もかわいい!!
三脚をつける手間がないので、シャッターチャンスを見逃すことが少なくなりそう!

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マヨネーズだけで作られたアクセサリー!
おもしろ〜い!!
作った学生はマヨラーらしいのですが、
好きなものだったら、いろんなアイデアが沸き起こりそうですね。

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お守りを作ろうと思ったことないのですが、
良いアイデアですね!
大切な人に手作りのお守りをあげたら喜ばれそうです^^

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「やさしいもの」をテーマにデザインとかもいいですね。

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子どもたちのワークショップ作品。
作品に手を触れてはいけなかったので、どういうふうにして
遊ぶのかわかりませんでしたが、見るからに微笑ましいです。

いつか、子どもたちが遊びながら、
「アート」「フード」「グローバル」なことに
興味を持ってもらえたら……というのがマイブームの妄想!

ちなみに、日本全国子どもコーチ協会の子どもコーチ・ジュニアカウンセラーの
資格は持っているので、生かさないとな〜。

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だしのパッケージ。
かわいくて、料理が楽しくなりそうなデザイン。

「フード」に興味があるせいか、
「フード」関係のデザインはイメージが湧きやすいですし、
追求したいなぁと思います。

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ブラックイソップ物語。
これも斬新な発想。動物のイラストがかわいいせいか、
ブラックだけどダークな感じがしないのが良いです。

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たまには、学生さんの卒展を覗いてみるのもいいものだなぁと思いました。
夕方から予定があったので、じっくり見られなくて残念でしたが、
フレッシュな気分になれ、学生さんだからこそできるデザイン。
デザインの楽しみ方が参考になりました。